009517 ランダム
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命カクレンボ





ムービーが終わり門の前に戻る






さっきのムービーで少女の手で殺された女





まだ柱の上に乗ったままの状態だった






女の子がはやとの背中を指でつんつん






それに気づき振り返る





「なぁ、本当にお前が・・・?





台所のやつもお前なんだよな?こいつらも」





そういい女の子の目線にしゃがみ



両手で肩に手を置き揺さぶった




すると驚いたような顔をしていた少女が






にこっと笑顔になり





「次はおにぃちゃんだょ?





10秒経ったら私を探すんだょ」






はやとには少し理解できなかった







かくれんぼ?





鬼は自分?






「家の中以外にゎ隠れないから





私を見つけたらおにぃちゃんの勝ち」






「見つけられなかったら?」





あえて少女の言うとおりにすれば






何か探せるかもしれない




元の世界に戻れるかもしれない




「時間がきても駄目だったら





私がおにぃちゃんを消す」





「俺が君を見つけれたら?どうなるんだ?」




「おにぃちゃんが私を消すんだょ。





時間は20分だょ。長いから」






命をかけるかくれんぼという事になる





どっちみちどちらかが死ぬってことだ






フッと目の前が真っ暗になり






少女ではない違う声がカウントを始める




「1・・・2・・・3・・・・・」





ゆっくりとカウントされる





もうかくれんぼは始まっているのだ





10秒で遠くに隠れれるわけがない






絶対近くに隠れるはずだ





「・・・10」




10のカウントで急に目の前が






玄関から入った所に移動していた




電気もついていないかわからない真っ暗な視界





歩けば足元に何かがあたる





「うゎっ」






開始直前足元に流し台にあったものらしき腕がある





床から生えており、でも何もしてこなかった






(外に出ようとしたらこいつが襲うってことか)






玄関の斜め右に2階に行く階段がある






家は古く床がギシギシいいなお恐怖を誘う









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